次世代を担う教員育成への取り組み

 9月8日(月)より、本校では後期の教育実習を実施しております。本校は、静岡県教育委員会の「行きたい学校づくり」推進事業の一環として「次世代教員養成システム・カリキュラムの構築」の指定を受け、将来の教育を担う人材の育成に向けて、さまざまな取り組みを行っています。

 教育実習期間中には、「教育実習生との学びあいプログラム」を実施しました。教育に関心を持つ生徒が教育実習生とバディを組み、毎日昼休みに授業の感想を伝えたり、大学生活の様子を聞いたりする機会を設けました。さらに、9月19日(金)には、1年生を対象に「教育実習生に聞く!東高1年生に伝えたいこと」を実施。教育実習生が卒業生・先輩として、それぞれの経験を語りました。「高校時代の仲間は卒業後も大切な存在。仲間を大切にしてほしい。」「部活動の仲間はかけがえのない存在。今を思い切り楽しんでほしい。」「学びの基礎はとても重要。今のうちに小さなつまずきを解消しておこう。」など、後輩への温かいメッセージが伝えられました。また、9月22日(月)の放課後には「教育実習生と語る会」を開催し、希望者が集まって小グループに分かれ、大学生活や高校時代の思い出、教職を目指した理由など幅広いテーマで交流しました。参加した生徒たちは多くの刺激を受け、大変有意義な時間となりました。

 教育実習を通して、実習生にとっても在校生にとっても互いに学び合い、成長する機会となったことを嬉しく思います。実習生、そして東高生の多くが、将来教育の現場で活躍してくれることを心から期待しています。今後も本校はその支援を続け、教育活動のさらなる充実と発展を図ってまいります。