本校 JRC（青少年赤十字）部 は、毎年恒例のチャリティーバザー「赤本市」を開催しました。古く使われなくなった赤本や問題集を集め、必要とする在校生に向けて格安で販売する取り組みです。今年も多くの生徒が購入に訪れ、とりわけ受験を目前に控えた3年生を中心に大いに賑わいました。
赤本市は、準備から販売までをJRC部員が中心となって計画し、 必要に応じて教員の助力も得ながら丁寧に進めてきました。誰かの学習に再び役立つようにと願いを込めて、一冊一冊を丁寧に整理し並べる姿が印象的でした。
販売によって得られた収益は、一部を学校への備品（掃除機や砂取りマットなど）の形で還元し、残りをUNICEFに寄付しています。これは、身近な場所で役立てられる支援と、遠く離れた地域で助けを必要としている人々への支援の両方を実現したいという想いに基づくものです。
赤本市を通じて生徒たちは、「身近なところからできる社会貢献」と「世界へ目を向ける姿勢」の双方を学んでいます。本校では、このような生徒主体の取り組みを大切にし、地域や社会に貢献する心を育んでいます。
