未来の先生への第一歩 教職セミナー “志”PROJECTを実施

本校は、静岡県教育委員会より「行きたい学校づくり推進事業(教員養成)」の指定を受け、焼津中央高校と連携し、教員養成に取り組んでいます。その一環として、12月22日(月)、両校共催による教職セミナー「”志”PROJECT」を、藤枝市産学官連携推進センターにて実施しました。

本セミナーは、志太榛原地域の高校から、これからの時代を担う志高い教員を育成することを目的としたものです。当日は、本校および焼津中央高校に加え、清流館高校、藤枝西高校の生徒も参加し、教職に関心をもつ約70名の高校生が一堂に会しました。

はじめに、静岡大学 教育学領域 教科教育学専攻 理科教育学専修 准教授の郡司賀透先生より、「これからの教育」をテーマにご講演をいただきました。現代の教育を取り巻く状況や、これからの教師に求められる役割について、具体的な事例を交えながらお話しいただき、生徒たちは理解を深めました。

続くグループワークでは、参加生徒が主体となり、活発な意見交換が行われました。藤枝市教育委員会・焼津市教育委員会の指導主事の先生方をはじめ、藤枝特別支援学校、吉田特別支援学校、焼津中央高校、藤枝東高校の先生方など、約30名の現役教員がファシリテーターとして参加し、生徒の学びを温かく支えました。

はじめに、生徒から現役教員に向けて、さまざまな質問が寄せられました。実際の仕事の様子や、授業づくりと部活動との両立、職員室の雰囲気などについての質問が続き、会場は笑顔に包まれ、和やかな雰囲気となりました。その後、人工知能(AI)の普及が進む中での教師の役割や、思春期の心のSOSへの向き合い方といった現代的な教育課題について考えるとともに、教職のやりがいや魅力について、生徒と教員が率直に意見を交わしました。

セミナーの最後には、生徒一人ひとりが「自分の目指す教員像」について考え、教職への意欲を一層高める姿が見られました。参加した生徒からは、「現役の先生方から直接話を聞くことができ、とても参考になった」「難しい課題も、皆で意見を出し合いながら考えることができた」といった声が寄せられ、充実したセミナーとなりました。

本セミナーが、参加した生徒にとって教職を志す大きなきっかけとなることを願っています。
最後に、ご講演ならびにご協力をいただいた関係機関および先生方に、心より感謝申し上げます。