生成系AIを用いた防災教育

 先日、本校の防災教育の一環として、1年生の各クラスで、生成系AIを活用した活動を行いました。生徒がAIを用いて災害時の画像を生成し、通学途中などに被災した際にどのように行動すべきか、どのような準備が必要かを考え、その内容を発表しました。

 例えば、掲載されている画像は「晴れた朝 崩れた日本の住宅街 いくつかの家は燃え上がっている アスファルトの道路はところどころ陥没している。」という文章を生成系AIに打ち込んだところ作られた画像です。生徒たちは、少しの文章の違いで思い通りの画像ができず、試行錯誤しながら画像生成に取り組みました。そして完成した画像から、自分の身近な場所が被災した時の状況を分析し、どう対応すべきかを主体的に考えて発表していました。生成AIのおかげで、被災現場の画像を想像することができ、防災について、より現実的に自分事として考える大変よい機会となりました。

 万が一の災害に備えて、本校では引き続き、防災教育に力を入れていきたいと考えています。

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