12月17日(火)に、藤枝市のBiViキャンにて、本校と焼津中央高校との共催の「教職セミナー」が開催され、両校併せて約50名の生徒が参加しました。本校と焼津中央高校は、今年度、静岡県教育委員会の「行きたい学校づくり」推進事業で、「次世代教員養成システム・カリキュラム構築」の研究指定校となりました。教職希望者が減少していると言われる中でも、両校は教員志望者が非常に多い学校です。今回のセミナーは、教職の具体的な仕事内容や魅力を知ってもらい、教職への志を高めてもらう目的で開催されました。
はじめに、小中学校教育、特別支援学校教育、高等学校教育、教職大学院での学びについてお話をしていただきました。小中学校教育を担当してくださったのは、静岡県教育委員会義務教育課高嶋大生先生、特別支援学校教育を担当してくださったのは、静岡県教育委員会特別支援教育課勝岡真一先生です。高等学校教育については、本校から森直之先生が、焼津中央高校からは山本ほのか先生が登壇しました。また、静岡大学教職大学院生のお二人からも教職に向けた学びについてお話いただきました。その後、お互いの感想等を両校の生徒混合のグループ内で共有し、交流を深めました。最後に、静岡大学准教授郡司賀透先生より講評をいただきました。
生徒たちは熱心に先生方の話に耳を傾け、グループワークにも積極的に取り組んでいました。実施後のアンケートでは、「小・中・高・特別支援のそれぞれの学校の先生のお話を聞いて、子供の成長を見ることができたり、子供と一緒に成長することができるのがいいなと思いました。」「教職は気になっているぐらであったけど、今回のセミナーを受けて、教師はやりがいが多く様々な人と関われる仕事ということを知ったので、教師という道も真剣に考えられるなと思いました。」「今までわからないことも多かったから実際の教員のやりがいなどいろいろなことを聞くことができ、とてもよい機会になった。最後のグループワークもとても楽しく行うことができた。」などの感想がありました。多くの先生方、生徒の皆さんのご協力により、実りあるセミナーを開催することができました。御協力、誠にありがとうございました!