約3年間にわたり本校でALTとして勤務されたアリア先生が、今月末で本校での勤務を終了し、帰国することになりました。アメリカ出身のアリア先生は、中学校時代に父親の仕事の関係で沖縄で3年間を過ごされた経験から、日本文化に興味を持ち、ALTとして来日されました。
アリア先生は、英語の授業にたくさんの「創意工夫」と「楽しさ」を取り入れてくださり、生徒たちの英語に対する興味・関心を大きく引き出してくださいました。アメリカの文化や日常生活を身近な話題で紹介してくださる授業は、まるで異文化の旅をしているかのようなワクワク感にあふれており、生徒たちは毎回の授業を楽しみにしていました。また、スピーチコンテストやプレゼンテーション大会に向けての指導も熱心に行ってくださり、生徒たちの表現力の向上にも大きく貢献していただきました。
部活動では、英語部の活動に定期的に参加していただだきました。ディベートの練習にも力を入れてくださり、生徒たちに新たな挑戦の場を提供してくださいました。その姿勢は、英語のスキル以上に「伝える力」や「考える力」の大切さを教えてくれました。
7月18日(金)に、英語部でお別れ会が開催されました。アリア先生と部員たちは、持ち寄ったお菓子を食べながら、英語のゲームしたり、これまでの活動や授業でのエピソードを語り合い、思い出話に花を咲かせていました。「あと2週間しかいられないなんて信じられない」「もっと一緒に過ごしたい」——そんな声が多く聞かれ、名残惜しさが胸に迫ります。
残された日々が、アリア先生にとって日本での素敵な思い出となるよう、生徒教職員、精一杯の感謝を込めて過ごしてまいります。アリア先生の離任式は、7月31日(木)の終業式で行われます。


